これってAGAの前兆?シャンプーした時に抜け毛が多い件

シャンプーで抜け毛が多いのはAGAの始まり

髪の毛は1日に100本抜ける

既に頭髪がなくなっている方を除き、人間の髪の毛は日々抜けていきます。
抜けた後にまた新しい毛が生えてくる新陳代謝が繰り返されています。
およそ1日に100本の毛が抜けているといわれていますが、個人差があり、それより多い方もいれば少ない方もいます。

どんな時に髪の毛が抜けるのか

もっとも多く抜けるのが洗髪時です。
特にシャンプー時に多くの毛が抜けていきます。
その他には、ドライヤーを使っている時、髪の毛をとかしている時、眠っている時、などがあげられます。

シャンプーするとどれくらいの毛が抜けるのか

1日に100本の毛が抜けると仮定した場合、シャンプーによっての抜け毛が50本から70本を占めます。
少なくみても半分以上の割合を占めていることになります。

シャンプーを減らしてみればどうだろう

それではシャンプーをしなければ抜け毛が減るのでは、と思われるかもしれませんが、それは間違いです。
シャンプーをせずに頭髪を放置した場合、頭皮の汚れが落ちず、頭皮にたまった皮脂やふけなどが頭の毛穴につまり、発毛の妨げになってしまいます。
また、頭皮にかゆみが起こるため、無意識のうちに頭皮をかきむしることが多くなり、頭皮に傷ができたり、炎症を起こす原因となります。

シャンプーは必要なもの

上記のように、シャンプーは頭皮を清潔にする目的で行なうものであり、それを怠って頭皮が不潔になると、発毛が正常に行なわれないことになってしまいます。
頭皮を常に清潔な状態に保ち、発毛を促進させるためにもシャンプーは必要なものなのです。

「洗いすぎ」は逆効果になる

頭皮をより清潔にしようと、時間をかけてしつこいくらいにシャンプーをしたり、1日に何回もシャンプーを繰り返すことは頭皮にとってよくありません。
頭皮の皮脂を必要以上に落としてしまうことになり、頭皮は失われた皮脂を補充しようとして皮脂の分泌を促進してしまい、不要な皮脂がたまってしまい、毛穴をふさいでしまうことになります。
シャンプーした翌朝にふけが多くなっていて、「昨日あれだけシャンプーしたのに」と不思議に思うことがあるかもしれませんが、それはそのような逆効果が起こっているからなのです。

髪の毛ではなく頭皮を洗う感覚で

お湯はあまり熱くない38度程度がいいですね。
シャンプーは髪の毛につけるのではなく、指で頭皮にやさしく塗り込むように、マッサージを兼ねた洗い方をすることが望ましいでしょう。

市販のシャンプーはおすすめできない

市販のシャンプーは洗浄力が強いため、少し念入りにシャンプーしただけで頭皮の皮脂がすべて洗い流されてしまうことも多くあります。
特にAGA治療中の方は、AGAクリニックのアドバイスを受けて、頭皮にやさしいシャンプーを使いましょう。