超人気芸人も克服した!!AGAの原因とは?

AGAの原因は男性ホルモン

超人気芸人で「雨上がり決死隊」の宮迫博之さん。
実は、宮迫さんはAGA(男性型脱毛症)を治療して克服した一人なのはご存じでしょうか?

一昔前には頭皮ケアシャンプーのCMにも起用され、若い世代の薄毛・脱毛に対しての認知を広く世の中に広めました。

宮迫さんのような有名人が出演することで、「AGAは一人で悩まなくていい!」「薄毛は改善されるんだ」ということが世間にも広がり、AGA治療に対して前向きになる男性が増えたように思います。

現在、AGAは日本人の約1/3の男性が該当するほど多くの人が抱えている症状です。

そもそも、なぜ男性はAGAになるのでしょうか?
今回は、AGAの原因と気をつけたいポイントについてご紹介します。

AGAの原因 ―遺伝要素は少ないって本当?―

AGAの大きな原因は、男性ホルモンの一つ「テストステロン」です。

通常、テストステロンは血流にのって毛髪にたどりつくと、毛髪の細胞である毛乳頭細胞に取りこまれます。

ところが、「5α-リダクターゼ」と呼ばれる酵素が働きかけることで、強力な活性型男性ホルモン「DHT」に変換されてしまいます。

このDHTがタンパクに結びついて、毛乳頭細胞の中に移動することによって、遺伝子が活性化され「脱毛因子」が放出されてしまうのです。

このように、AGAはテストステロンによって髪の毛が細くなり、最終的には薄毛になっていくといわれています。

遺伝以外にAGAに影響をあたえるもの

また「AGAは遺伝」だと思っている人も多いかもしれませんが、実は25%程度です。

AGAの原因はテストステロンの影響のほか、

  • 生活習慣
  • 食生活
  • 頭皮環境
  • ストレス

など、複数の要因が重なることでも引き起こされます。

こんな生活習慣がAGAにつながる!

乱れた食生活

食事の時間が不規則になっていませんか。
また、内容が偏った食事ばかりになっていないでしょうか。

食事の回数や時間が一定しておらず、栄養バランスが不十分だと薄毛の原因、進行につながります。

運動不足、体を動かす機会が少ない

オフィスワークで座り仕事が多く、体を動かす時間が少ない。なんてことありませんか?

運動不足で血液の流れが悪くなると、髪に必要な栄養をとどけられない恐れがあります。

睡眠不足

睡眠不足は体内のホルモンバランスを崩すことになり、頭皮や毛髪にも悪い影響を及ぼします。

ストレス

ストレスは自律神経の乱れにつながります。
自律神経は血行と深い関係性があるため、髪の成長に必要な成分が運ばれにくくなり、結果として薄毛や抜け毛の要因を作ってしまいます。

薄毛や脱毛で悩む男性が今後気をつけるべきポイント3つ

AGAは進行型の脱毛なので、できれば早期の治療が大切です。

しかし、前述したとおりAGAの原因は一つではないことが多いため、引き起こす環境の改善が重要になっていきます。

そこで、AGA対策のために気をつけるべきポイント3つをご紹介します。

1.三大栄養素をバランスよく

健康のために、そして今ある髪の毛を保つために、当たり前ですがバランスよく食べることが大切です。

特に、髪の毛と深くかかわりのある栄養素「たんぱく質・ミネラル・ビタミン」を積極的に摂取するとよいでしょう。

たんぱく質

髪の毛の90%は、「ケラチン」というたんぱく質でできています。

健康的で、コシのある丈夫な髪の毛を保つためには、良質なたんぱく質をとりましょう。

ミネラル

ミネラルは、骨や歯など体をつくる骨の成分になったり、筋肉や神経の興奮性の調整をしたりと大きな役割を担っています。

ミネラルのひとつである亜鉛は、たんぱく質をケラチンに変える際に必要な物質なので欠かせない栄養素です。

また、抜け毛の原因の一つである5α-リダクダーゼという酵素を抑制する働きもあります。

ビタミン

ビタミンは、皮膚の代謝をうながす働きがあります。
特に、ビタミンEは血行促進やホルモンバランスの調整を助けてくれます。

健やかな髪を維持するためにも積極的に摂取しましょう。

2.生活習慣の見直し

日頃の生活習慣も大切です。

特に不規則な生活を長く続けていると、体の調子も悪くなり、AGAを引き起こしやすくなります。

運動

適度な運動も行いましょう。運動をすることで、体内の隅々まで血液がゆきわたり、細胞の活性化に必要な酸素や栄養が運ばれることになります。毛根も例外ではありません。

さらに運動には、ストレス発散や、体内の老廃物を排出、デトックス効果もあります。

睡眠

睡眠を十分にとることも大切です。
また、睡眠時間だけでなく、睡眠の質を高めることも必要となります。

就寝前に食事をすると胃に血液が集まり、睡眠が浅くなってしまいます。
就寝前の2時間は何も食べないようにして、ぐっすりと眠れるようにしましょう。

ストレス

ストレスを溜め込まないことがやはり大切です。
過度のストレスは自律神経のバランスを乱してしまいます。

ストレスをためないように、運動や睡眠で発散しましょう。

3.頭皮環境を整える

薄毛を心配するあまり、「頭皮を極力洗わない」「よく洗ったほうがよい」「脂を落とすために徹底的に洗浄力の高いシャンプーで洗う」など、AGAについて間違った認識をしている人もいます。

刺激の少ないシャンプーを選び、皮脂の抑制をして清潔な頭皮環境を整えましょう。

男性にとって薄毛は本当に悩みの種です。

ストレスを溜めることで薄毛をますます助長してしまうこともあるので、一人で抱え込まず、自分にあった薄毛対策がないかを専門医に相談するのもいいですね。

「自分が薄毛かどうか客観的な意見をもらいたい…」

そんな方は、まずAGAクリニックで頭皮の状態や薄毛レベルを確認してもらいましょう。