以前より少し生え際が後退したかもしれないと気づいたなら、AGA検査を受けてみてはどうでしょうか。
AGA検査には2種類あり、「AGA専門クリニック」で受けるものと「専用キット」を使って自宅でするものがあります。
検査では、主要な治療薬である「プロペシア」が効果を発揮するか、将来的にAGAがどこまで進むかといったことを判断します。
病院でのAGA検査と、自宅でおこなうものとでは、その精度に違いがあります。その点では専門クリニックの方が精度が高いといえます。
なお検査では、遺伝子配列を参考に予測しています。
人間の遺伝子にはアデニン(A)、シトシン(C)、グアニン(G)、チミン(T)があります。
このうちC・A・G、あるいはG・G・Cのリピート率が高ければ、AGAのリスクが低下。逆に少ないとリスクが高くなるとされています。
病院の検査では、口の中の粘膜を取って検査機関に提出します。
口を開き、綿棒のような専用器具を使って、口内粘膜を採取します。
それを遺伝子検査機関に送付します。結果が出るのは約1ヶ月ほど後になります。
一方、専用キットを使った検査の場合は、まずキットを購入し届くのを待ちます。
検査キットが届いたら、専用器具に唾液を採取し、返送用封筒に入れてポストに投函します。
検査期間は、およそ2週間~4週間ほどとなります。専門クリニックなどに比較すると、早く結果がわかる場合が多いです。
専門クリニックでは、おおよそ2万円ほど。自宅キットの場合は1万円ほどとなります。
料金の違いだけで見れば自宅キットがお得ですが、病院ではカウンセリングや、生活相談などを受けられるのがメリットです。
このようにAGA検査には専門クリニックで行う方法と、自宅で専用キットを購入して行うという2種類の方法があります。
高い精度を求めるなら専門クリニックを利用し、手頃な価格で結果を早く知りたいなら自宅キットを利用することをおすすめします。